2021.07.09
ポスティング効果が上がる!販促のコツ 第3回目
いつもありがとうございます。三重県の鈴鹿市・四日市市・桑名市・三重郡で効果あるポスティングのミッド八光です。
週1回の更新ペースで、「ポスティングで効果のある印刷物のつくりかた」についてご説明いたしております。今回は第3回目です。
第2回はこちらから↓
今回は「目的」についてです。
第1回目のおさらいになりますが、「目的」とはポスティングに期待する効果のことです。
ポスティングされた印刷物を見た人に起こしてほしい行動です。
その起こしてほしい行動=目的は大きく分けて
①周知
②集客
③問い合わせ
④申し込み
⑤ホームページへの誘導
の5つであると第1回目でお伝えしました。
そして、「目的」も「ターゲット」と同様絞り込んだほうが良いです。
出来れば1つにしてください。
そうすると、効果が高まりますしデザインじたいもブレがないものになります。
目的もデザインに大きく関連します。
ターゲットがデザインの方向性やイメージ部分を決定する要素としたら、
目的は目立たせるために大きくしたり、強調したり、
分かりやすくすることに紙面面積を割いたりとレイアウトの決定づけをします。
目的のそれぞれがどうレイアウトに影響するか具体的に挙げてみます。
①周知・・・自社や商品の何を知ってほしいかを絞り込み、分かりやすくみせる。
②集客・・・地図を分かりやすく大きくする。イベントなら開催日時、曜日を大きくする。
③問い合わせ・・・電話番号、FAX番号、メールアドレスなど今までの経験則で一番問い合せをもらえる(もしくは自社にとって都合が良い)アイテムを大きくする
④申し込み・・・チラシに申し込みフォームを設ける。他に申し込み方法があるならばナビゲーションを分かりやすく(図示やフローなど)する
⑤ホームページへの誘導・・・URLやカチ広告、QRコードを入れる
といったところでしょうか。
説明されると「あたりまえ!」と思われるようなことばかりかもしれませんが、
意外にできていないデザインが多いものです。
その最大の原因としては、「目的」を絞りこんで設定していないことに尽きると思います。
このあたりまえができていないがために、効果に影響を及ぼします。
また、デザイン作成に要する時間にも関わってきます。
目的が明確になれば、何を強調すべきか、何に紙面面積を割くべきかレイアウトが論理的に分かってまいりますので、ご自身でデザインをされている場合は着手するまでの考える時間を短縮することができます。
外部にデザインを発注されている場合でも的確に指示ができ、的を得たデザインを作成して頂けると思います。
(外部のかたが、ターゲットや目的、今後お話しする強み・良さをヒアリングをしてこない場合はちょっと要注意かもしれませんね)
目的を絞り込んで明確になっているメリットはもう2点あります。
1 効果測定がしやすくなる 2 ポスティング含めた広告手段の適切な選択ができるということです。
効果測定は、周知目的の場合は数値計測が困難ですが、その他は絞り込んであると計測しやすくなります。
また、適切な広告手段ですが、ポスティングでも集客や問い合わせ目的ならばチラシ単体で配布でも良いのですが、申し込み目的ならば、チラシや申込書を封筒に入れて配布した方が良いかもしれません。このように目的によって手段を検討することができます。
目的を絞り込んで設定すると良い事づくめですね。
次回は、ポスティングで目立つ印刷物は?の予定です。