2021.07.23
ポスティング効果が上がる!販促のコツ 第4回目
いつもありがとうございます。三重県の鈴鹿市・四日市市・桑名市・三重郡で効果あるポスティングのミッド八光です。
週1回の更新ペースで、「ポスティングで効果のある印刷物のつくりかた」についてご説明いたしております。今回は第4回目です。
第3回「目的について」はこちらから↓
今回は一旦デザインのお話しから離れて、ポスティングで目立つ印刷物についてお話しします。
ポスティングをする印刷物も様々なアイテムがあります。ここでは一番取り扱いが多いチラシで考えていきます。
チラシはポスティングや新聞折込みでも時期によって集中するタイミングがあります。例えばセールが多い年末やゴールデンウィーク前などです。
もし皆さんのチラシが、ライバル社のチラシと同じタイミングで配られるような場合、ライバル社よりも自分のチラシに目が行ってほしいと思うのが人情というものです。
チラシを目立せる、目を引かせるために考えられる方法として思いつくのは、
1 ・インパクトのあるデザインにする
2 ・A4やB4以外のサイズにする
3 ・手触りに特長があるような用紙に変える
といったところでしょうか。
これらの策はライバルのチラシといかに違いが出せるか、がポイントとは思いますが、実際のところ実践している会社はかなり少ないです。
それは何故でしょう?
印刷代が高くなるから?
それも理由の一部にあるでしょう。サイズや用紙は一般的なものから外れると、印刷の仕組み状割高になってしまいます。
でも、多少値段が上がっても効果があるのならば実践されるはずですよね。
・・・そうなんです。実践しているところが少ないのはあまり効果に影響がないからなのです。
もちろん、目立せる・目を引かせることには有効なのですが、その事と効果がある事とはどうも一致しないようです。
よく考えると当たりまえの話しなのですが、インパクトがあるデザインやサイズ、用紙では、チラシを見る人に行動を起こさせるようなトリガーにはならないという事です。(見てもらえる確率は高まりますが)
サイズは伝えたい情報量の多さで決めた方が良いです。A4やB4の標準サイズからの選択で充分です。
用紙は皆さんの会社や商品のブランディングにあった質感のものを選べは良いでしょう。例えば商品が高額品や高級品の場合はマットコート紙やコート紙を選択してください。安さが売りの商材やセールなどの場合は上質紙や更紙の方が良いかもしれません。
デザインは、たまにインパクトがあるものも面白いとは思いますが、基本的にはターゲットを意識したイメージと自社や商品のブランドイメージの掛け合わせで方向性を決定した方が良いです。(詳しくは第2回を参考にしてください)
デザインや用紙の決定に大事なことは、ターゲットや自社や自社の商品のブランドイメージと「違和感」ないものを選択することです。
では、目立たせて・目を引かせて、効果があるチラシにするにはどうしたら良いのでしょうか?
大事な事はチラシに記載されている内容、中身です。
ライバル社とのチラシのサイズや用紙といったうわべの差別化ではなく、内容、中身の差別化が大事で大きなインパクトになるのです。そしてそれがチラシを見た人が行動を起こすトリガーになります。
その差別化とは、皆さんの会社や商材の「強み・良さ・(ターゲットに与える)メリット」です。
これは第1回目で効果があるデザインを作成するうえで大事な要素の3番目にあげたものです。
ここがしっかりしていないと効果はなかなか出ないものです。効果が薄いチラシはこの要素が圧倒的に足りない事が多いです。
皆さんは、皆さんの会社や商材の「強み・良さ・(ターゲットに与える)メリット」が明確になっていますか?
お客さまにヒアリングすると、ここが明確になっていない場合が多いです。「うちはよそに比べて特別強みが無い」というご意見もよく耳にします。
次回は、この「強み・良さ・(ターゲットに与える)メリット」について深掘りしたいと思います。